結婚して、すぐに妊娠・出産、となればいいですが、
なかなかどうして、
そんなに簡単にはいきません。 hanshinabata-1-mini

夫婦関係も何の問題もないのに、
なかなか子どもを授からない・・・


義両親の心ない言葉に傷つく日々・・・。
そんな経験はありませんか?



ちえひめの旦那さんは 長男だったし、
旦那さんの両親とは 最初から完全同居だったし…


顔を合わすたびに、
「子どもはまだ?」と言わんばかりの義母・・
そのストレスや、半端なかったです・・。



結婚して、まだ1年もたたないうちに、
不妊治療をすすめてくる義両親。



ちえひめは大学生の時に、
卵巣のう腫で緊急入院をして、
右の卵巣を一つ、摘出手術をしているんです。



それをあえて隠さずに、
正直に義母に話をしてから 結婚したのですが、


事あるごとに、
「卵巣が一つない」というだけで
女性として「かたわ」扱いされました。


とんでもない嫁をもらった、
女としても嫁としても失格、

そんな言葉を陰で義両親が話している場面に
なんどもなんども遭遇しました。


卵巣が一つなくたって、子どもは産めるのに
なんでそんなひどいことを
この人たちは言うのだろう・・・



結婚して、いきなり同居生活が始まって、
全てが初めての事ばかりで
いっぱいいっぱいだったちえひめ・・・



そんなちえひめに
 陰でささやかれる 心ない暴言・・



子どもが出来ないって、
そんなに罪なことなんだろうか・・・・


子どもがいない夫婦って 
世の中にはたくさんいる。



今までとりたてて考えたことはなかったけど、
こんなひどい仕打ちを皆受けているのかしら。


夫婦の夜の生活の問題に、
口を出すようになった義母・・。

ちえひめのストレスはマックス。


今にも 心が壊れちゃいそうな、
そんな毎日…


そんな時、事件は起こりました。


ある日、義母に無理やり産婦人科に連れていかれました。

不妊治療希望、と受付で言わされる屈辱・・
昼のえげつないドラマみたい。



事実は小説より奇なり、っていうけど、
本当にこんなことあるんだ・・・


悪気はない義母


自分のしていることの意味なんて、
多分考えてない。


むしろ当然のことだと思っている。
産婦人科に無理やり連れ込まれたちえひめに、
担当医の先生は全てをさとったかのようでした・・



診察室で 先生と二人。
先生が優しく話しだしました。



「結婚してまだ2年しかたってないよね、
これだけじゃ 不妊って言えないのよ。 」


「不妊治療って、
女性側だけじゃなくって、
旦那さん側の協力も必要なのよ。」


「それにね、 多分、
今の生活環境がストレスになってる可能性が高いから、
同居を解消して、夫婦二人で生活を始めたら、
案外簡単に赤ちゃん授かったりするものよ 」

「少し義両親と離れて生活してみたら?」


ちえひめ、
思わず泣きそうになってしまいました。


「あなたのせいじゃないよ」
「あなたは悪くないよ」


そういわれた気分でした。


女医さんでしたが、
心からその言葉に救われました。



不思議なものですね。


心のどこかで自分を責めていたちえひめ・・。
やっと、きもちのもやもやが晴れた気がしました。


子どもがたった1年授からないだけで、
こんなにも苦しい思いをするなんて。


家に帰って旦那さんにその日の出来事を話し、
そして 沢山泣きました。


悔しかったこと。
辛かったこと。


でも、ちょっと女医さんの言葉に救われたこと。


沢山たくさん話して、
気持ちを全部さらけ出したら、


ちょっとすっきりした気がしました。


で、
旦那さんがいいました。


「子どもが出来なくてもいいじゃん。
夫婦が仲良かったら」


「不妊治療はするのをやめよう」


「子どもは授かりもの。
出来なかったら、出来ないのが自分たち夫婦の運命」

「きっとそこには意味があるから」




きっぱり言い切った旦那さんの言葉に、
救われたちえひめ…。



そうか、
子どもが出来なくてもいいんだ。




不思議なもので、
そう思ったとたん、心が軽くなり、


気がついたら

第一子となる長女を授かり・・・そして出産・・

間もなくして 
第二子である二女の妊娠、出産…。

妊娠
あれよあれよという間に、
二人の女の子のママとなりました。


人生って分からない。
本当にそう思います。


不妊に悩む夫婦は多いですね。
ちえひめは その気持ちはとってもよく分かるんです。


不妊治療をするかどうか、
その一歩を踏み出すかどうか、って悩みますよね。


旦那さんへの協力を言いだせない方もいるでしょうし・・
夫婦の問題でありながら、
一人で悩んでいる方も多いです。


この手の悩みは深いですよね。


妊活という言葉が徐々に認知されてきてるとは言え、
まだまだ、女性の悩みは尽きないです。





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